KOPF HOCH -顔をあげて行こう-

趣味の写真ブログですが、育休中の記録も。機材:FUJIFILM X100F、Leica C-lux、CANON Power Shot s120

シャドートーンの設定について

X100FはQボタンを押すと細かいカスタムメニューが現れて、撮影後の仕上がりをあらかじめ調整できるようになっています。

これまでPCが古いのもあってRAW現像はあまりしてこなかったのですが、カメラであらかじめ設定しておけば、現像不要でいい感じの写真に仕上がってくるのが、楽でいいですね。もちろんLight Roomなど使った方がはるかに細かく調整できますが、撮影中に設定を追い込んでいくのも、撮影そのものをより楽しめるような気がします。

 

ただ簡易的な設定とはいえ、どういう効果があらわれるのか、組み合わせもあるので、整理していきたいと思います。まずシャドートーンについてです。

シャドートーンの設定は暗い部分の調整ですね。+4〜−2まで調整できます。数字をプラスしていくと、暗い部分がより暗くなり、マイナスに振っていくと、暗い部分が明るくなってきます。

 

 

夕方の逆光気味のシーンにて、シャドートーンを少しずつマイナスにしていきます。

 

シャドートーン 0

f:id:satoshi-daniel:20181111145037j:plain

建物が影に沈んで、バスなど黒く潰れてしまっています。

 

シャドートーン -1

f:id:satoshi-daniel:20181111145108j:plain

 

シャドートーン -2

f:id:satoshi-daniel:20181111145138j:plain

ここまでいくと、建物やバスも明るくなって色がわかるようになりました。

 

 

逆光の場面で被写体が暗くなりすぎる時の調整に使うパラメータですね。

しかし、こんな逆光の場面でも意外と黒潰れせずに、階調が残っているのですごいです。