今回は延暦寺をモノクロで撮った写真です。
フィルムシミュレーションのACROSで撮るときは、暗い部分をより深く際立たせたくていつもシャドートーンを+1にしています。
ケーブルカーで登って、深い谷沿いの林道を歩いていきます。アスファルトには亀裂が入り、それを修繕で埋めた後が禍々しい雰囲気をだしていましたね。根本中堂は10年間の大修繕に入っており鉄骨で覆われています。
モノクロで撮るとそれだけでなんとなく良い感じになりますが、それは色がなくなって、次元が一つ下がることで被写体に集中できるからだと思います。
情報が少ないからこそ、光と影の関係が大事ですね
カメラ:X100F